だ液検査でオーダーメイドのセルフケアをご提案
皆さんこんにちは。
柏市・南柏の「ナガシマ歯科医院」です。
梅干しやレモンを思い浮かべると、お口の中で広がるだ液。
そんなだ液で検査ができるのを、ご存じですか？
今回は、だ液検査でどんなことがわかるのか、また、オーダーメイドのセルフケアにどんなメリットがあるのかを、お話しします。
お口の状態は、人それぞれ。
毎日欠かさず歯磨きをしているのに、むし歯になりやすい人もいれば、歯磨きを熱心にしなくても歯が健康な人もいます。
その差には、だ液が関係していることがわかってきました。
そこで、だ液に含まれている成分や菌の数を調べるのが、だ液検査です。
検査は簡単で、時間もそれほどかかりませんから、気軽に受けられるのもうれしいですね。
検査では、だ液に含まれているむし歯菌の数や酸性度、食べたものを洗い流す力などが、それぞれどのくらいあるかを調べます。
また、食べたあとに酸性に傾くお口の中を、中性に戻す力がどのくらいあるかもわかります。
酸性に傾いたままだと、酸に弱い歯が溶けやすくなるため、むし歯になる可能性が高くなることも。
結果はそれぞれ数値化しますから、どんな力が安定していてどんな力が不足しているのかが、一目瞭然になるのですね。
だ液検査でお口の状態がわかれば、オーダーメイドのアドバイスをさせていただくことができます。
検査の結果でむし歯菌の数が多ければ、効果的に菌を減らせるブラッシング指導をいたします。
毎日のセルフケアで実践いただくと、むし歯になりにくいお口になるでしょう。
また、酸性度が高い場合は、食べものや食べ方が関係してきますから、食生活についてお聞きし、見直しを促すかもしれません。
食べたものを洗い流す力が不足していたら、だ液の量を増やすアドバイスで改善されていくでしょう。
お口の状態を知り、患者さまへの的確なセルフケアの提案は、健康なお口を保つことにつながります。
むし歯になりやすい方やご自身の歯でいつまでも過ごしたい方など、だ液検査で気になることがありましたら、ナガシマ歯科医院にご相談ください。
